瀬戸内海に浮かぶ島。小豆島。
ここには、美味しいものがたくさんあると聞いて行ってきました!
白くてかわいいオリーブの花と美味しいオリーブオイル
小豆島は日本で一番最初にオリーブの栽培に成功したところです。
遡ること明治時代後期、初めて試験的に栽培が行われ、大正時代の初めには搾油に成功したそうな。
今では、全国的にオリーブを植えているところも増えましたが、日本でオリーブといえば小豆島が一番有名ではないでしょうか?
オリーブ大好きな筆者も、小豆島に行ってきました。
訪れたのは、春。桜の咲く季節。
オリーブの実がなるのは秋です。春なので、実を見ることはできませんが、ちょうどお花が咲きはじめたところでした!
小豆島には、オリーブをテーマにした公園やオリーブ農園などオリーブにちなんだ場所がたくさんあります。
もちろん、おみやげにもオリーブを使用されているものがたくさん。
街路樹もオリーブです。
小豆島のオリーブオイル事情
小豆島ではたくさんのオリーブオイルが販売されています。そして、値段がピンからキリまで!
販売されているオリーブオイルは、全て小豆島産と思われがちですが、違います!
小豆島のオリーブ農家さんと契約している外国(スペインが多い)のオリーブ畑で収穫したオリーブを使用したオイルや、外国産のオリーブオイルに小豆島産が数%配合されているオイル。100%小豆島産のオリーブを使用したオイルなど。
1番の高級品は手摘みの小豆島産オリーブオイルです。オリーブの実はちょっとでも傷がつくと、そこからどんどん酸化してしまいます。ですので、傷をつけずにひとつひとつ収穫する手摘みは、すごく新鮮で高級なんだそうです!
小豆島でオリーブオイルを食べよう!
筆者は、サラダにオリーブオイルと塩胡椒、ビネガーをかけて食べるのが大好き❤︎
小豆島に行って完熟のオリーブオイルや早摘みのオイルなど、オリーブオイルの中にもいろんな種類があって、ピリッとしたものからまろやかなものまであると、初めて知りました!
さらには、生食にオススメや絶対加熱!など、本当に多種多様でオリーブオイルの虜です。
サラダやカルパッチョ、パスタやソテーなど、用途に合わせてオイル選びから料理が始まるなんて、奥が深いですね!
オリーブオイルで有名な「井上誠耕園のレストラン忠左衛門」で食べたランチコースもオリーブオイルをふんだんに使用していて、贅沢で美味しかったです!
醤油の香ばしさが漂う、醤油の道
小豆島は醤油蔵もたくさんあります。
小豆島の醤油は現在も木桶で作られています。その歴史は古く、400年も前から続いています。
木桶で作られている醤油は木桶仕込みと言われ、醤油の流通量の1%ほど。
とても希少です。
醤油蔵の無料見学で醤油を知ろう!
ヤマロク醤油さんの蔵見学で、お話を伺いました!
代々受け継がれている木桶そして、蔵内にはとっても大事な微生物「酵母菌」や「乳酸菌」が住んでいます。
同じ時期に仕込んでも、木桶によって味が違うんだそうです。
蔵の中は、醤油の香ばしい香りが漂います。なんだかみたらし団子が食べたくなりました 笑
醤油の種類によって、再仕込みや数年間の熟成などとっても手間と時間がかかっています。
蔵見学のあとは、醤油の味見をさせていただきました!
私は、「鶴醤」(つるびしお)という再仕込み醤油と「ちょっと贅沢なぽん酢」がとっても気に入りました。
「鶴醤」は深い味わいと、再仕込みならではの角のないまろやかさが今までに味わったことのない醤油の深さを感じました。
「ちょっと贅沢なぽん酢」はゆずとすだちの果汁がたくさん使われているようで、醤油の深い味わいの中にさっぱりとした果汁のハーモニーで食欲が止まりません!
蔵見学のあとは軒先にある”やまろく茶屋”で醤油のスイーツをいただきながらのんびりしたひとときを過ごすこともできますよ!
各蔵元で、さまざまな種類の醤油を仕込んでいます。蔵見学を実施している蔵もたくさんあるので、お気に入りの醤油探しに出かけてみるのも楽しそうですね ♪
コシのある美味しく輝くそうめん
そうめんの三大産地のひとつ、小豆島。
小豆島にそうめんが伝わったのは約400年前と言われています。
小豆島ブランド「島の光」は小豆島に工場のある「かどや製油のごま油」が使用されており、つやつやツルツル、こしのある麺に仕上がっています!
真っ白いそうめんだけでなく、オリーブが練り込まれたオリーブそうめんは、小豆島ならでは!
新しいそうめんとして、こちらも大人気です★
小豆島でそうめんを作っている方にそうめんの茹で方を聞きました。
1~2分で茹で上がるそうめんですが、さらにツルっと喉越しの良いそうめんにする方法があるとか!
そうめんを沸騰したお湯に入れて火を止めて5分放置→ザルにあけて水洗い
すると・・・・・・
喉越しの良い、ツルっとコシのある美味しいそうめんに仕上がるそうです!
なんだか澱粉の関係でなんとやらとおっしゃってました。
この方法で試してみたら、本当に美味しかったです!
待ちの5分の間に、薬味の準備もできてちょうどでした!
手延素麺 島の光
美味しいものたくさん、小豆島
小豆島は、美味しいものの宝庫でした!
今回ご紹介した、3大美味しいもののほかにも・・・
クラフトビールや日本酒、ジェラート、もちろん香川といえば”うどん”などたくさんの美味しいものに囲まれていました!
小豆島でしか食べられないものもたくさんあるので、ぜひ美味しいもの巡りを楽しんでください!