バンコクからスコータイへの移動も、チェンマイからの移動と同様、長距離バスを利用しました。今回も、チケットは事前にインターネットで予約。バス会社も前回と同じWin Tourです。
今回はスコータイのオールドシティからそのまま乗車できる便を選んだので、わざわざニューシティのバスターミナルまで移動する必要がありませんでした。
しかも、前回乗ったバスよりも座席が少しゆったりしていて、USB充電や車内トイレもあり、バンコクまでの約7.5時間の移動を思っていた以上に快適に過ごせました。
この記事では、チケット予約からオールドシティの乗り場、バスの車内、食事休憩、バンコク到着まで、実際の移動の様子をご紹介します。
スコータイからバンコク行きのバスをネット予約
今回も、チェンマイからスコータイへ移動した時と同じBusOnlineTicket.co.thからチケットを予約しました。利用したバス会社はWin Tourです。
予約サイトには複数のバス会社や便があり、料金にも少し差がありました。今回は友人が「長距離移動なら、できるだけ快適なバスがいい」と希望していたこともあり、最安値の便ではなく、設備や条件を見て少し快適そうなバスを選びました。
料金は1人494バーツ。クレジットカード決済では、前回と同じく別途50バーツほどの手数料がかかりました。
予約時には座席も自分たちで指定でき、今回のバスは2席+2席の座席配置でした。
私自身、20代の頃は20時間以上かかる長距離バスでもあまり気にせず乗っていましたが、最近は少し料金を足してでも快適なバスを選ぶのもいいなと思うようになりました。
以前フィリピンでVIPバスと通常のバスを乗り比べた時に、長時間移動ほど座席の広さや乗り心地の違いを実感したからです。
今回も結果的には、少し快適そうなバスを選んでよかったと思います。
チェンマイからスコータイまでのバス情報はこちらでご紹介しています。
バスの予約はこちらの公式サイトからしました。
オールドシティのバス停から乗車

オールドシティからバスに乗れることは、宿泊していたThai Thai Sukhothai Resortに置いてあったA4サイズの案内で知りました。
ホテルからバス停まではトゥクトゥクで5〜6分ほど。料金は60バーツでした。
バスは9:30発。
ニューシティのバスターミナルまでGrabで移動することもできますが、ホテルの近くからそのまま乗れるなら、その方が断然ラクです。
実際、バスはこのあとニューシティのバスターミナルにも立ち寄りましたが、私たちが乗った日はそこから乗車する人はいませんでした。
「オールドシティから乗っておいてよかった」と思った瞬間です。
宿泊した「Thai Thai Sukhothai Resort(タイタイスコータイリゾート)についてはこちらをご覧ください。
誰もいないバス停で猫ちゃんと待つ

トゥクトゥクでバス停の前まで送ってもらったのですが、到着した時は誰もいませんでした。いたのは猫ちゃんだけ。
バス停は、建物の中にベンチが置かれているような小さな場所で、奥の方は住居のようにも見えました。
「本当にここで合ってる?」と少し心配になりながら、とりあえず待つことに。
しかもこの日は少しお腹の調子が悪く、私が真っ先に気になったのはトイレでした。
案内板に「TOILET」と書いてあったので、その矢印を頼りに建物の奥へ。
壁と建物の間にある細い通路をずっと進んでいくと、ようやくトイレらしき場所に到着したのですが、そこは普通に家でした。
中には家の人もいて、「トイレ使っていい?」と聞くと、普通に「いいよ」という感じで貸してくれました。
こういうところ、なんだかタイらしい(笑)
ただし、トイレットペーパーはありませんでした。ちょうど自分でティッシュを持っていたので助かりましたが、タイの長距離移動ではポケットティッシュを持っておくことをおすすめします。
使用した紙は流さず、横に置いてあるゴミ箱へ。
バス会社の人が来てチケットを発券

しばらく待っていると、バス会社のスタッフさんが現れ、ネット予約した内容をもとに紙のチケットを発券してくれました。チケットは3枚つづりになっていて、バスの予定表、ミールクーポン、領収書という内容でした。
ネット予約していても、現地で紙のチケットを受け取る流れは、チェンマイからスコータイへ移動した時と同じです。
その後、少しずつ乗客が集まってきました。
オールドシティから乗ったのは、全部で5組くらいだったと思います。
前回より少し快適だった長距離バス


やってきたバスは、通常のバスよりも座る位置が高く、少し階段を上って車内へ入るタイプ。
下には大きな荷物スペースがあり、スーツケースは行き先を伝えると、運転手さんかスタッフさんが入れてくれました。
車内は2席+2席の座席配置。
前回のチェンマイからスコータイへ移動したバスよりも、シート幅が少し広く、座り心地も良かった印象です。
USBの充電ポートもAタイプとCタイプが付いていて、数時間乗る長距離バスでは、スマホを充電できるのはありがたい。
そして何より助かったのが、車内にトイレが付いていたこと。
この日はお腹の調子が悪かったので、長距離バスに乗る前から「途中でトイレに行きたくなったらどうしよう」とかなり心配していました。
最初は車内トイレがあることに気づかず、途中のバスターミナルで停車した時に「ごめん、トイレ行きたい!」と伝え、待ってもらってトイレへ行ったほど。
その後、バスの後方にトイレがあることに気づき、それからはこちらを利用しました。
走行中なので多少揺れますが、普通に使えるトイレです。もちろん、ここにもトイレットペーパーはありませんでした。
長距離バスに乗るなら、ティッシュは必需品です。
ニューシティや周辺の街を経由しながらバンコクへ

バスはオールドシティを出発したあと、ニューシティのバスターミナルを経由。その後も途中のバスターミナルや街に立ち寄りながら、少しずつ乗客を乗せていきました。
スコータイの近くにある遺跡の街、ピッサヌローク周辺でも多くの人が乗ってきた記憶があります。
チェンマイからスコータイへ移動した時は外国人旅行者も何人かいましたが、今回のバンコク行きでは、見た感じほぼ全員タイ人。日本人らしき人も欧米系の旅行者も見かけず、私たちだけ少し旅行者感がありました。
それもまた、ローカルな長距離バスに乗っている感じがして面白かったです。
水や軽食のサービスも

途中、制服を着た女性の車掌さんが車内を回り、水やパンやスナックなどの軽食を配ってくれました。
車掌さんはきちんと制服を着ていて、前回のバスより少ししっかりしたサービスという印象でした。
そしてバンコクへ近づき、乗客が少なくなってくると、途中で空いた座席に車掌さんが座って普通にスマホを見ていました。
なんだかそれも「タイだなぁ」と思った光景。
日本だったら、勤務中の車掌さんが空いた席に座ってスマホを見ている姿は、なかなか見ない気がします(笑)
食事休憩は1回、ミールクーポンでランチ

途中、1時間半〜2時間ほど走った頃、30分ほどの食事休憩がありました。食事処とお土産屋さん、トイレなどがある休憩所です。
ここでは先ほど受け取ったミールクーポンを使って食事ができました。今回は2人分のクーポンを使って、1皿にご飯、目玉焼き、おかず1品選んで、盛ってもらいました。
なんとなくで選んだ、このおかずがまさかの激辛💦 よくみたら、チリがおもいっきり入ってました。
この日はお腹を壊していたこともあり、私はほぼご飯と目玉焼きしか食べられませんでした。
あとから周りを見ると、スープを飲んでいる人もいて、「そっちがあったのか!」とちょっと後悔。もっとよく見ればよかったです(笑)
休憩所でもティッシュに救われる

食事を終えてトイレへ行くと、ここにもトイレットペーパーはありませんでした。
すでに持っていたポケットティッシュを使い切ってしまっていたので、「これは困った……」と思ったのですが、さすがはトイレのある休憩所。ちゃんとティッシュが売っていました。売店でティッシュを購入し、無事トイレへ。
今回の移動では、本当にティッシュに助けられました。
車窓の景色が少しずつ都会へ変わっていく
食事休憩を終えると、あとはバンコクへ向かってひたすら走ります。
途中、アユタヤ方面を通った時には、ワット・マハタートの木の根に包まれた仏頭の写真が使われた看板が見えました。
以前アユタヤを訪れたことがあるので、「あ、アユタヤだ。懐かしい!」とちょっと嬉しくなった瞬間でした。
そしてバンコクへ近づくにつれて、窓の外の景色がどんどん変わっていきました。建物が増え、車の数も増え、道路の車線も多くなっていきます。
高架道路が上下に重なっているような景色も見え始め、「あぁ、都会だなぁ」という感じ。
ゆったりしたスコータイの景色から、一気に大都会バンコクへ。
同じタイでも、街によってこんなに雰囲気が違うんだなと思いながら車窓を眺めていました。
ちなみに車内の温度は、暑すぎず寒すぎず、ちょうどいいくらい。東南アジアの長距離バスは冷房が寒すぎることもありますが、今回は快適に過ごせました。
約7時間45分でバンコクのモーチットへ到着

バスは最終的に、バンコクのモーチット・バスターミナルへ到着しました。
9:30にスコータイのオールドシティを出発し、予定では16:50到着。
実際に到着したのは17:15前後だったので、予定より25分ほど遅れての到着でした。
所要時間は約7時間45分。
途中で食事休憩もあり、座席も比較的ゆったりしていたので、長時間の移動でしたが思っていたより快適に過ごせました。
バンコクに入りバスターミナルに向かう途中にはドンムアン空港も見えました。
そしてこの時、私はあることに気づきます。
「……ホテル、ここから遠いやん。」
バンコクのホテル選び、ちょっと失敗したかも

今回バンコクでは、以前行ったことがあって土地勘のある中心部にホテルを取っていました。
昔の伊勢丹やBig Cがあるエリアから歩いて10分ほどの場所です。
ただ、今回の旅程を改めて考えると、スコータイから到着するモーチット・バスターミナルはバンコク北側。帰国便もドンムアン空港からで、しかも最終日は早朝便でした。
ちゃんと考えていれば、北側にホテルを取った方が圧倒的にラク。
バスターミナルに到着した時、「やっちまった……」と思ったのは言うまでもありません(笑)
しかも17時過ぎ。バンコク中心部へ向かう道路が渋滞しそうな時間です。Grabで向かうことを考えていましたが、以前バンコク中心部で、渋滞にはまってトゥクトゥクが全く進まなかった記憶がよみがえります。
「これ、Grabで行ったらずっと車の中なんじゃない?」
との思いが捨てきれず、少し面倒とは思いつつも、バスやBTS(バンコク・スカイトレイン)などの公共交通機関を使ってホテルへ向かうことにしました。
重いスーツケースを持ちながらの移動は少し大変でしたが、友人はバンコクの公共交通機関に乗るのも初めて。
最終的には、「乗れてよかったね」という旅の経験のひとつになりました。
オールドシティから乗れるバスは便利だった
今回スコータイからバンコクへ移動して一番感じたのは、オールドシティからそのまま乗れるバスを選んでよかったということ。
宿泊していたThai Thai Sukhothai Resortからバス停までは、トゥクトゥクでわずか数分。
ニューシティまでGrabで移動してからバスに乗る必要がないので、荷物を持っている時にはかなりラクでした。
そして今回選んだバスも、座席が比較的ゆったりしていて、USB充電や車内トイレもあり、約7時間の長距離移動としては十分な快適さ。
昔は「安く移動できればそれでいい」と思っていたけれど、最近は長距離なら少し料金を足して快適さを選ぶのもいいなと思うようになりました。
特に今回はお腹の調子が悪かったので、車内トイレがあったことには本当に助けられました。
そして何より忘れないでほしいのが、長距離バスに乗る時は、ポケットティッシュを持っていくこと。
今回の旅で、一番身をもって学んだことかもしれません(笑)
スコータイからバンコクへバスで移動する方の参考になれば嬉しいです。




