北海道の北端の町「稚内」からフェリーで2時間揺られ、到着する「礼文島」。
礼文島からは、樺太(サハリン)が見えるというくらい北に位置する、日本最北限の島です。
礼文島には、ここにしかない花【礼文島固有種】もたくさんあります。
花の季節は、全国各地からツアーや個人旅行のゲストで礼文島が一気に賑わいを見せます。
さらに!!動物好きにはたまらない♡野生のアザラシに会うこともできちゃいます!
礼文島への行き方
礼文島には礼文空港という空港がありますが、現在使用されておらずフェリーでしか行くことができません。
フェリーは、稚内とお隣の利尻島からでています。
稚内から礼文島は約2時間、利尻島から礼文島は約45分です。
なので、利尻島と礼文島を島巡りする方がとても多いようです。
札幌から稚内までは、飛行機・特急電車・高速バスを利用して移動できます。
私は、福岡から札幌へ飛行機で行き、札幌で一泊。
翌朝高速バスで約6時間、稚内のフェリーターミナルへ向かいました。
高速バスからは、北海道の雄大な景色を眺めることができます。
昼過ぎにフェリーターミナルへ到着し、フェリーターミナルでホタテラーメンを食べました。
ホタテの旨みが塩味のスープに溶け込んで美味しかったなぁ🎵
その後、フェリーに乗って2時間で、礼文島に到着です。
高速バスは予約必須です!前日まで予約しなければならないことを知らなかった私は、予約受付時間ギリギリに電話して、最後の一席を確保することができて一安心。
皆さんは、気をつけてくださいね!
礼文島の交通事情
礼文島の公共交通機関は、バスです。
路線バスの他に、観光バスもあり、午前と午後に1本ずつ主要な観光地を巡ってくれるので、そちらを利用するのもオススメです。
レンタカー会社も2ヶ所あります。
自分の行きたい箇所を効率よく周るには、レンタカーやレンタバイクが一番オススメです。
礼文島は、景勝地がたくさんあります。
行きたい場所を逃さないように、バスやレンタカーを上手に利用してください!
礼文島のお気に入り観光スポット4選
礼文島にはたくさんの観光スポットがあります。
私は礼文島の夏に2ヶ月ちょっと働きながら滞在し、休みの日にトレッキングコース巡りをしていました。
車がなかったので、トレッキングコースに行くにも、毎回歩きです。
トレッキング後に疲れて、タイミングよくバスがあれば、バスを利用したりもしていました。
☆散歩が気持ちいい、桃岩展望台コース
桃岩展望台コースは、約3時間くらいです。
私は、とても天気の良い仕事後に行ってきました!
知床入口からスタートして歩き始めると、背中側に利尻島の利尻富士が見えます。
植物に囲まれた道をひたすら歩きます。可愛いお花や青い海、とても気持ちいい散歩コースです。
猫岩や桃岩が見れる展望台があるのが、このコースの1番の特徴。ずっと海を眺めながら歩ける道なのが、私のお気に入りポイントのひとつです!
このトレイルコースでは、7〜8月に礼文島固有種のお花、「レブンウスユキソウ」を見ることもできます。
☆ディープブルーの海がキレイなゴロタ岬
ゴロタ岬は、丘の上から見渡す海がとってもキレイな深いブルーでした。
ゴロタ岬は、トレイルコース(岬めぐりコース)の一部ですが、ゴロタ岬だけ車で立ち寄ることもできます。
車を止めてからこの丘を登らないと絶景には辿り着けないので、少しだけ歩くことは覚悟の上で!
ゴロタ岬から駐車場へ戻る途中のこの景色が、雄大でとってもキレイでした!
スコトン岬と金田ノ岬も眺めることができます。
☆490mの礼文岳コース
礼文岳は礼文島で一番高い山です。往復3時間くらいでした。
道中ではきのこがたくさんありました。きのこって、なんだか可愛いんですよね!
10種類くらい見たような・・・
食いしん坊な私は、木の実など見つけたらついパクッと食べちゃいます 笑
でも、きのこだけは「見つけても食べちゃダメ!」と言われているので、たくさんあったけど写真だけにとどめました!
きのこロードを通り過ぎたら、景色がひらけてきました。
礼文岳のてっぺんは、とっても気持ちよかったです!
てっぺんでは、おにぎりとパンとお茶でひとやすみ🎵
登山の後は、温泉にゆったり浸かって疲れを癒しました♨︎
☆礼文島がたくさん詰まった礼文林道〜礼文滝コース
礼文林道コースの途中から、礼文滝コースへ、そしてまた礼文林道へ戻るコースです。
このコースは、約5時間程度です。
礼文林道コースには、礼文等固有種の「レブンウスユキソウ」の群生地があります!
この群生地を見るための礼文林道コースを歩く方もたくさんいます。林道コースから見下ろす海も深いブルーでとってもキレイです。
林道コースから礼文滝コースに進んでいくとアルプスのような光景が広がります!
その名も「ハイジの丘」。私は、この景色が大好き♡
「ハイジの丘」を超えてさらに進んでいくと、小川が流れています。
小川を渡りながら、どんどん滝に向かいます。礼文滝は丘を下り海岸から滝を眺めます。
礼文滝の滝上の部分は水が池のように水が溜まっています。運がよければ、そこでゴメ(礼文島でのカモメやウミネコの総称)が水浴びをしている姿をみることもできます。可愛いですよ!
礼文林道コースのスタート地点(礼文林道元地口)とゴール地点(香深井)は違うので、車で行かれる方は礼文滝コースの後は出発地点に戻ることをお勧めします。
「レブンウスユキソウ」群生地周辺から見る夕陽がとてもキレイで感動しました!
この高さまで登ると、礼文島の東側に位置する利尻島の利尻富士の夕焼けも、西の海に沈む夕陽もどちらも見ることができます。180度夕陽のパワーに包まれて穏やかな気持ちに🎵
帰り道は、真っ暗になるので気をつけて!
礼文島は見どころ満載
礼文島は他にもたくさんのスポットがあります。
トレッキングが好きな方には7トレイルがオススメです。
礼文島の観光シーズンは5月〜10月です。
礼文島固有種のお花などは、咲く時期も決まっています。
さらに、食べ物にも旬があります!特にウニを食べたい人は、6月からお盆前くらいがオススメです。
時期がずれたら、生のウニが食べられなくなってしまいます!
目的に合わせて最適な時期に礼文島を楽しみましょう!