旅に失敗はつきものと言いますが!?今回は旅の序盤でやらかしてしまいました・・・
フィリピンでマニラからビコール地方へ国内移動をする時に、国内線を利用しました。
そして、この国内線に見事に乗り遅れてしまった時のお話です。
日本とは違うチェックインの目安時間
日本では飛行機に乗る時、国際線は2時間前、国内線は1時間前に空港に到着すれば大丈夫!という感覚です。ですが、フィリピンは国際線は3時間前、国内線は2時間前に到着するのが常識のようです。
私は今回「Agoda」を利用して飛行機を予約しました。航空会社で直接予約していれば、何時間前にチェックインをしてください。とでるのかもしれません。
いや、もしかするとくまなく予約確認書をチェックしていれば書いてあったのかもしれません。
私は成田からマニラまでの飛行機も「Agoda」で予約したのですが航空会社の予約照会番号を入力しても自分のフライト情報が航空会社ででなかったので、今回もそうだと思い込みスルーしていました。
そして、日本の感覚で1時間前につけばいいや~と呑気に朝を過ごしていました。そして、いざ「grab(配車サービス)」を利用して空港に向かっていたら、予想より道路が混んでおりギリギリの時間です。空港に到着した時には1時間を切っていました。
急いでセブパシフィックのカウンターを探し、チェックインを済ませました。この時、記載されている搭乗時間の約10分前。
チェックインはなんとか無事にできました。そして、急いでチケットに書かれたゲートに向かいます。幸いなことにセキュリティチェックが空いていたので、時間前にゲートに到着することができました。
人がたくさん、飛行機の遅延かな!?
記載されているゲートに行くと、たくさんの人がいて飛行機に乗り込む様子もなく、のんびりしてしている感じでした。
私は勝手に、「お国柄なのかなぁ、遅延が当たり前で誰も焦ったりしないんだろうなぁ」と記載されているゲートだと信じ込んでいます。
飛行機が遅れている割にはアナウンスも何もないんだなぁと思っていました。
そして、待つこと30分ほど。やっと搭乗の案内が始まりました。
そして、列に並び飛行機に乗ろうとチケットをみせたところ、「あなた、この飛行機じゃないわよ、あっちで待ってて」とのこと。「あれ?」と思いましたが、待っててってことはこの次の飛行機ってこと?とまたそのエリアで座っていました。
まさかの乗り遅れ…
そして、10分ほどたったころさすがに不安が募ってきました。隣の席に座った女性に、「私ここに行くんだけど、あなたもこのチケット?」と聞くと「えぇっ!?この飛行機はとっくに搭乗時間過ぎてるよ!セブパシフィックの人に聞いた方がいいよ!」と言われ、顔面蒼白😱急いで搭乗口にいるセブパシフィックのスタッフのところへ行きました。
チケットを見せながら、「私この飛行機に乗るはずだったんだけど…」と伝えると、「この飛行機はもう乗れない」とのこと。
「えっ!?でもゲートここって書いてあるじゃん!だから、ずっとここで待ってたのに…」と必死に訴えました。とてつもなく拙い英語で…
「ゲートが変更になったのよ。ファイナルコールもしてるわ」と、iPadでファイナルコールのアナウンスも聞かされましたが、「わからなかったよ。だって、ゲートここって・・・・・・涙」と。
もう、私の頭の中は真っ白。なんとか出てきた英語は「What should I do?」
スタッフは「もう今日の飛行機はどれもいっぱいよ。明日なら空いてるけど…」もちろん、LCCなので、チケットの買い直しが頭をよぎりました。
そして、それと同時に私の頭の中の計算機がフル回転。
新しいチケット代がだいたい1万円くらい?それにホテル代が急だから3000円くらいにホテルまでの往復のgrab代が1500円くらい…それなら、時間はかかるけどバスで行った方がいいか…と。
そして、スタッフに「バスもあるんだよね?」と聞いてみたら、「私は知らないわ」との答え。
おそらく、とてつもなく困った顔をしながら、よくわからない英語を話すめんどくさい変な日本人と思われたのではないでしょうか。
スタッフがおもむろに「明日の朝の飛行機に変更するから、それに乗って。オールフリーよ」と、天の声!
おもわず、「えっ!?本当に!?」とびっくりしながら、笑顔がこぼれました。
そして、私の持っていた搭乗券の裏に手書きで翌日のフライトスケジュールが描かれました。「予約番号は今日のと同じだからね!朝早いけど、遅れないできてね!」と念を押され、EXSITから外にでるように促されたのでした。
本来なら、ゲートのところに行き先とフライトナンバーが書かれた画面が出ているはずなんですが、このゲートに限って、壊れてたんですよね…
優しい友人に救われる
予期せぬ1日マニラ滞在になってしまいました。どうしようかと思ったのですが、先日遊んだ友人に、「飛行機乗り遅れた💦少し家で寝させてもらっていい?」と図々しくメッセージしたところ、「もちろん!うちで休んで!」と。
お言葉に甘えて友人のコンドミニアムで休ませてもらいました。翌日のフライトは早朝3時過ぎに空港に行かなければならなかったので、9時頃に空港に行き、そのまま空港で時間まで待つつもりでした。
が、優しい友人とその彼は、「夜中の出発でもいいからうちで休みな!」と言ってくれ、ランチもディナーもデザートまで準備してくれました。
まさかの最終日は友人のコンドミニアムでプールに入ったり、お昼寝したり、とっても充実した1日になりました!本当に、感謝しかありません!!!
ラッキーな無料振替
通常、乗り遅れは無料振替の対象にはならないと思います。旅慣れている友人の彼も「すごいラッキーだったね!普通買い直しだよ」と言っていました。
今回の場合、
・搭乗券に書いてあるゲートで待っていたこと
・英語が流暢じゃなかったこと
・半泣き状態でどうしようもないやつに見えたこと
・スタッフがめんどくさくなった
というのが、無料振替してもらえた理由じゃないかなと思っています。
今回ばかりは、英語がちゃんと話せなくてよかったかも!と思いました。(そもそも英語をちゃんと理解していれば乗り遅れなかったのかもしれませんが)
航空券はとれたから安心ではなく、ちゃんとチェックイン時間や荷物の量、細かい部分までチェックが必要ですね。
もちろん、翌日のフライトは乗り遅れずにちゃんとゲートに辿り着きました!
その後、コタキナバルへ移動する際もゲートの変更が2回ありました。ゲートの変更は日常茶飯事のようなので、ちょっとでもおかしいと思ったら、何度でもチェックしましょう!一番確かなのは、航空会社のスタッフに聞くことです!
私は、この1件があってから、すぐ航空会社のスタッフに聞くようになりました!